ホームセンターやDIYの雑誌を見たりすると、インパクトドライバーというものが目に入ってきます。
初心者が見た感じでは、なにやらプロ仕様のドライバーといった印象ですね。
いったいインパクトドライバーとは、どういったものなのでしょうか。
また、インパクトドライバーの仕組みはどうなっているのでしょう。
そして選び方についても知っておきたいところですね。
ということで今回はインパクトドライバーとは、仕組みや選び方について紹介します。
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インパクトドライバーとは?
インパクトドライバーとは内部にハンマー機構を搭載した、ボルトやナットをきつく締めたり外したりできる強力なドライバーです。
こんな感じのものですね。
回転速度や正逆転も自在にできるものがほとんどで、トリガースイッチで無段階に調節できるコードレスタイプが一般的です。
インパクトドライバーは電動ドライバーの仲間ですが、電動の中でも回転方向に衝撃力を与えることが可能な仕組みとなっています。
インパクトドライバーの仕組み
インパクトというのは打撃のことです。
実はインパクトドライバーには小さなハンマーが内蔵しています。
もうちょっと具体的にいうとパーツの歯車の一部分に偏芯カムが組み込まれています。
これによってトルク増大をさせ、モーターの回転以上のパワーを実現しているのです。
それによって厚い材料やネジを強く締めることができるのです。
電動ドライバー自体も強力なものですが、インパクトドライバーはさらに上を行くパワフルさがありますね。
普通のドリルドライバーとの違いは?
ドリルドライバーとの違いは何なのかと言うと、先のとおりドリルドライバーは回転力だけで締めるのに対して、インパクトドライバーは回転力に衝撃力が加わるのです。
毎分2000回から3000回の衝撃を与えるようにできています。
また通常のドライバードリルに備わっているクラッチ機構はありません。
このような仕組みや機能を理解した上で、選び方の参考にしていきましょう。
インパクトドライバーの選び方
まずドリルドライバーではなくインパクトドライバーじゃないとダメなのか、というところから整理しましょう。
別にドリルドライバーでいいのなら、それでOKですからね。それとインパクトドライバーは、使い勝手があまり良くありません。
本当に必要なのかどうかを検討しておきましょう。
その上でインパクトドライバーの選び方は持ちやすさと扱う材料によって決めるのが良いでしょう。
インパクトドライバーは応用範囲が狭いのでドリルとしては使いにくいのですが、大型工作の際には大活躍する電動工具です。
なので用途は何か、材料は何か、実際に手にとって持ちやすいか、で選んでいきましょう。
これはホームセンターにいってパッケージをみるといろいろと書いていますからね。
インパクトドライバーを上手に使うコツは、打つ面に対してビットが垂直になるようにしっかり押さえるのが使い方のコツです。ドリルドライバーとインパクトドライバーは作業によって使い分けるのが良いですね。
インパクトドライバーのまとめ
はい、以上インパクトドライバーについてまとめると
- インパクトドライバーとは内部にハンマー機構を搭載した電動ドライバーのこと
- インパクトドライバーの仕組みはパーツの歯車の一部分に偏芯カムをつけて、トルクを増大させる仕組み
- インパクトドライバーの選び方は、用途、何に使うか、手にもった時の扱いやすさ、をパッケージを見ながら決める。
という感じですね。参考になればと思います。