肉芽ができてしまうとやっかいですよね。
せっかくのピアスを楽しんでいたとしても、思わぬ悩みができてしまいます。
また、歯を抜いた後も肉芽ができてしまうことがあります。
この肉芽の原因は一体何なのでしょうか。
そして肉芽の治し方はどうすればいいのでしょうか。
そもそも肉芽組織とはどのようなものなのでしょうか。
今回は肉芽の原因、肉芽の治し方、そして肉芽組織とは何なのかを紹介します。
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肉芽の原因は?肉芽について
肉芽は炎症性の腫瘍のことです。
腫瘍といってもオデキのようなものが出来るだけだから命に関わるようなことではありませんが、
ひどいときはパチンコ玉くらいにまで膨れ上がったり手術で取り除く必要が出てきます。
しかもチクチクとした痛みがあるのでとても厄介なんですが、
肉芽の原因はピアス穴を開けたときや抜歯などの創傷治癒の過程で肉芽組織が現れたためです。
つまり肉芽の原因は、ピアスや抜歯での傷が原因で肉芽が発生するのです。
肉芽組織とは一体?
肉芽組織とは傷口を埋めるために現れる血管に富んだ組織のこと。
ようは傷口を治すためにポコッと増殖する組織のことです。
肉芽組織は傷口をカバーするために一時的に膨らんで次第に萎んでいくものですが、
細菌の侵入により異常増殖を続けた結果膨らみ続けて萎まなくなってしまうのです。
これは不良肉芽などと呼ばれます。いわゆる肉芽と言われるものです。
細菌の侵入は、せっかく傷を治してくれる肉芽組織さんのジャマをするのです。
よくピアスの穴を開ける時や抜歯の際には消毒をしますよね。
ピアス穴を開けたり抜歯したあとに傷口の消毒を入念にするのは不良肉芽を防ぐためなんですね。
よって、消毒が不十分だったりすると肉芽になってしまいます。
肉芽の治し方は?
治し方としては初期段階の小さなものだったら抗生物質入りの軟膏を傷口に塗っていれば治ります。
オロナインとかですね。市販の薬がありますので、活用してみるといいでしょう。
またピアス穴の周囲で出来てしまっているのなら、
ピアス自体の大きさや素材などを自分の耳に合ったものに換えるのを忘れずに。
今の時代は穴なしでできる、フェイクピアスというものもありますので、
今後はそっちで手軽に楽しむということを考えたほうがいいかもしれませんね。
初期肉芽の治し方、ホットソークとは?
もし1週間程度やっても効果がなかったらホットソークという塩を使った治療法がオススメです。
方法は人肌程度の温かさのお湯に塩を入れて傷口を15分ほど浸し、終わったら清潔なタオルで拭きます。
これを1日に1~2回、1週間繰り返せば余程の重症じゃなければ治るでしょう。
それでも治らなかったら、医療機関に行くのをオススメしますね。
上記のは初期段階や予防方法としては有効ですが、肉芽が発達してしまうと自力ではどうにもなりません。
その場合は医療機関に行ったほうがいいです。何科かというと、皮膚科か形成外科に行きましょう。
手術になりますが15,000円ほどで治ります。
どのみち肉芽はケアをしっかりして規模が小さければ自分で治せます。
見つけたらほったらかしにしないのと、早期治療が何よりも大事ですよ!
肉芽のまとめ
はい、以上、肉芽についてまとめますと…
- 肉芽の原因は、傷口を治すための肉芽組織に細菌が入って不良肉芽化したため
- 肉芽組織とは傷口を埋めるために現れる血管に富んだ組織
- 肉芽の治し方は初期段階なら、軟膏をぬって清潔にする
- またはホットソークを続ける
- それでも治りそうにないなら皮膚科か形成外科にいく
という具合ですね。
もし肉芽でお悩みであれば、お役にたてればと思います
そして肉芽ができてしまったら早く治してしまいましょう。