クリスマスツリーの木といえば、クリスマスを象徴する代表的なものですよね。
大きなツリーとして、ドーンと飾る街もあるでしょう。
このクリスマスツリーの木はモミの木が一般的ですが、理由もあるのですよ。
今回はクリスマスツリーの木の由来を紹介します。
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クリスマスツリーの木の由来を紹介、モミの木以外もクリスマスツリーとしてあります
まずクリスマスツリーの木は日本とアメリカとで異なります。
基本的にはモミの木ですが、細かく異なるんですよ。
バルサムモミ、フラセリーモミというモミの木をはじめ
ヨーロッパアカマツ、エゾマツといった松の木が使われることもあります。
そしてこれらは常緑樹と呼ばれ、クリスマスツリーは常緑樹が採用されます。
いわゆる枯れたり葉っぱがなくなったりせずに、緑を保ったまま冬を越せる木のことです。
これが重要ポイントなんです。
クリスマスツリーがモミの木として採用された理由
クリスマスというのはキリストの文化であり、キリスト教にルーツがあります。
17世紀ごろヨーロッパで、キリストの誕生を祝うお祭りが開催されます。
そしてキリスト誕生祭のオープニングとして、
アダムとイブの『禁断の果実』の物語を再現する舞台劇が行われます。
そのとき使われた小道具。
アダムとイブはリンゴを食べたとされており、
本来であればリンゴの木を使用するのが普通です。
ですがクリスマスの12月になると、
リンゴの木というのは葉が枯れてしまい、とても寂しいものになります。
そこで冬になっても葉が枯れないモミの木が採用されたのです。
モミの木にリンゴを吊るすことで無事再現されました。
そしてそれが一般家庭でも広まり、クリスマスツリーといえばモミの木となったのです。
これがクリスマスツリーがモミの木として広まった由来です。
日本では単なるイベントとしてクリスマスを祝いますが、
クリスマスツリー1つをみても、キリスト教の歴史が密接に関係しているんですね。